Thank you all for coming

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おかげさまで第3回VAGRANCY COFFEE STANDが無事終了しました。お越し頂いた方は本当にありがとうございました。

両日とも天候に恵まれて日曜日なんかは少し汗ばむくらいの気温でした。暖かくなってきたこの季節に、新たな試みとして冷たいコーヒーのメニューと、「KAYA Oyatu Works」さんの焼き菓子もコーヒーと一緒に提供させてもらいました。お菓子はすごい好評で、商店街を食べながら歩けるようにカップケーキをアイスクリームのコーンに入れるなど工夫されていて、食べてもらう人の事をしっかり考えられたお菓子になっていました。本当に見習うところが沢山ありました。(しかも全部美味しい!)コーヒーに関しても小さな改良を重ねていますが、美味しいと言って頂いたり、指摘を頂いたりいつも有り難い言葉を掛けてもらってます。

営業しているとやっぱり一番聞かれるのが「ここは何なの?」「普段はお店やってるの?」という質問です。僕を含めて手伝ってくれている友達も「月に1回みんなで集まって…」という説明を30回くらいはしました。そりゃそうです。笑  商店街を歩いていたら古い建物があって、そこでコーヒー屋をやってるんだから何やってんだ?って気になりますよね。でもそこが狙いの一つでもあります。
働きながらでも自分のやりたい事が出来る。工夫次第でどんな場所でも面白い事が出来る。という新しい働き方を提案していく事がこの活動の目的です。毎回開店するスケジュールが決まっていないのでリピーターの方は一人もいません。(商店街に住んでいて毎回来て頂く方はいますが)それでも偶然前を通りかかった人たちが「なんだここ?」「面白そうだから入ってみよう」と思えるようなお店にしていければと考えています。

そしてせっかくコーヒー好きな人が沢山いるようなので今度「VAGRANCY流コーヒーの淹れ方ワークショップ」を開催しようかと計画中です。場所はもしかしたら駒込では無いかもしれませんが、決定したら色々な所で告知していこうと思ってますので是非覗いてみてください。

3RD

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第3回VAGRANCY コーヒースタンドが5/9(土)、5/10(日)の2日間に決定しました。今回も霜降銀座商店街内の金魚亭でやるんですが、実は霜降銀座では毎年「ミステリーウォーク 名探偵★浅見光彦の住む町」というイベントを開催しています。内田康夫さんの推理小説「浅見光彦シリーズ」の主人公が住んでいるのが駒込・王子周辺のようで、謎解きをしながらゆかりの地を歩くイベントです。今回はその期間中のオープンなので推理小説好きの方々に休憩所として活用してもらえればと思っています。
そして前回は4月の桜が満開の季節にオープンし、あれから1ヶ月でずいぶん暖かくなってきました。そこで今回はアイスコーヒー、アイスラテの冷たいメニューもご用意しています。アイスコーヒーは新たにブラジル、コスタリカをベースにしたオリジナルブレンドで、しっかりコクが出るようにブレンドしました。そして急冷ドリップで淹れますのでスッキリとした後味です。さらに今回から「KAYA Oyatsu Works」さんにコーヒーに合う焼き菓子を出してもらいます。カップケーキやスコーンなど甘いお菓子は休憩に来られた方にも喜んでもらえるはずです。
週末は美味しいコーヒーを淹れて待っています。

FINISH

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4/4 , 4/5 第2回VAGRANCYコーヒースタンドが無事終了しました。体力のすべてを使い果たしてしまいこのブログも今慌てて書いています…1日目はどんよりとした曇り空。2日目は雨、雨、雨。しかも冬のような寒さが。お花見もピークのタイミングだったと思いますが残念なお天気でした。やはり天候には逆らえません。2日間トータルで152杯の売上となりました。「美味しかったよ」と声を掛けて頂いたり、「いまいち」とありがたいお言葉を頂戴しながらもたくさんの方々にお越し頂き本当に本当に感謝です。普段はどこで営業されているんですか?と聞かれることが多く、「お店じゃないんです。普段はみんな違う仕事してます」と答えると、ポカンとされたり苦笑いされたりします。笑
そう、実はこの活動はコーヒー屋じゃ無いんです。

ところで普段仕事されている方もされていない方も、例えばですけど子供のころや若い時分にパン屋さんになりたかったなぁとか、ケーキ屋さんをになりたかったなぁと考えることってありませんか?それを胸のどっかにしまいつつ、畑違いの仕事をやっていたり。一念発起し脱サラで新規事業を起こそうとされている方々の決断力と行動力には頭が下がります。でももっと自由に、もっと気軽にできるんじゃないか?と思ったのがこの活動のきっかけです。
新しいことをしようと考えるとどうしても理想とリスクの間で葛藤することになります。例えば1杯500円のコーヒーを売るのに、オシャレな人が集まる中目黒にお店を出そう。内装にはこだわりたいからデザイナーズの家具に統一しよう。いや待てよ初期費用を捻出できるのか?銀行の融資を受けなければ無理なんじゃないか?厨房設備調べたけど業務用ってこんなに高いの?などと考えてなかなか一歩が踏み出せずに、お金が貯まったら考えようと先延ばしになってしまうこともありますよね。無理して開店しても売上に縛られ自分のやりたかったこととギャップを感じるかもしれません。もちろん才能とセンスがあり、うまいことやっていく人がいることを否定しません。リスクを背負うからリターンが得られるのもわかります。ただ別の方向もあっていいのではないでしょうか?生きることとやりがいは必ずしも一致するとは限りません。一致しない方が多いかもしれません。このプロジェクトは、「将来どうなるかわかんないよ。思い立ったらやってみようよ。」という想いがベースにあります。

来店された方ならご存知ですが、今お借りしているのが駒込にある霜降銀座商店街の金魚亭というレンタルスペースでコーヒーショップをさせてもらっています。すごい古い建物で昔はお寿司屋さんでした。商店街を歩いていると、突然趣のある建物があって目を引きます。お世辞にも奇麗な建物じゃありません。でも長い間そこに立ち続けていた存在感があります。そこで古いものと洗練されたものが合わさったら絶対面白いものができると一目見て確信しました。実はこういうスペースは日本全国にあります。実際うまく活用されている方もいます。来店された方でも、このお店を見てもっと違う使い方を想像していた方も何人かいらっしゃいました。やってみてわかったのはやっぱり自分のやりたいことをやる為にはまずは「実行する」こと。見せ方、訴求次第で来た方を満足させられるということです。内装や設備なんて二の次です。極端な話屋根すらなくても構いません。

熱が入って長ーい文章になってしまいましたが、要するにもっと自由に、もっと気軽にやりたいことを実行する。そして少ないかも知れませんがそこで対価を得る。その行為自体に意味があるんじゃないかと思います。”生きる為”の仕事はもちろん必要です。でも”やりがい”を感じる仕事もできればもっと良いですよね。このプロジェクトはそのプラットフォーム作りと考えています。
今は商店街のスペースを根城にしていますが、今後は活動のフィールドを広げて自由な時間に好きな場所で活動できるシステムを考えていきたいと思っています。何となく構想はあります。
大風呂敷を広げて言えばこのシステムを利用し、若年無業者の自立支援のきっかけ作りや、シングルマザーのような時間に縛られた方々への労働支援などに役立てないかと思っています。働き方の可能性をもっともっと考えていきたいです。今の所明確なプランはありませんが、今のコーヒーショップを通じてたくさんの人との出会いの場になったり、たくさんの人の表現の場になったりすれば自ずと道は開けてくるのではないかと楽観的に思っていたりします。是非興味のある方は参加してみてください。
文末で申し訳ございませんが、来店してくれた方々、サポートしてくれた仲間、商店街の方々に多大なる感謝を。今後も宜しくお願いします。

長ったらしい文章でごめんなさい。読んで頂いた方はありがとうございます。それでは。

VAGRANCY COFFEE STAND 2ND DAY

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4/4 霜降銀座商店街「金魚亭」にてオープンしたVAGRANCY コーヒースタンド1日目無事終了しました。
天気もあまり良くない中たくさんの方々にお越し頂きました。
たくさんの方々のサポートでこのプロジェクトは成り立っています。ロゴやサインボードのデザイン、店内のドライフラワー、バリスタ、レジ、その他サポートをしてくれる仲間がいます。今日も天気は良くないですが、OPENしてます。お近くの際は是非お立ち寄りください。温かいコーヒーがありますよ。